FC2ブログ

なーや。

なーやを引き取って10日が経ちました。
ブログを書く時間がなくてご報告もできずごめんなさい。

初診から3日後には下痢も良くなって再診に。
毛艶も良く食欲は旺盛で、
発熱もないし、TPの数値も下がってきて
「FIP発症のリスクはあるものの現段階で発症しているわけではないと思われる」とのことで
安心していたら・・・
20200125202214b56.jpeg
昨日の朝からガクッと食欲が落ちました。

エイズ発症やリンパ腫の可能性もないわけじゃない。
エコーの再検査とレントゲン検査をしてもはっきりとした原因はわからない。
FIPの診断目安になる蛋白分画の外注検査をお願いして結果待ちをしているところです。

治療法がなかった致死率の極めて高いFIP。
今はお薬があります。
とても高価です。

なーやがFIPを発症しているかどうかは
全くわかりません。
可能性があるというだけ。

確定診断も出ていないのに
効くかどうかもわからないのに
その段階で薬を購入するのはかなり勇気が必要だったけれど
現在治療中の方に購入方法を詳しく教えていただき
昨日の間に必要なものを揃えて準備して
販売元の獣医師の方に指示をもらって
今朝注文しました。
202001272236348e4.jpeg

今回のお薬、もし効果があったら最低でも84日間は続けなければならないもので
なーやに飲ませる容量は20日で10万508円です。
内容は変わるかもしれません。
注射になればもっと高くなる。

しかも毎日決まった時間に飲ませることや
体温、体重、排泄、食事内容など、毎日報告しなければならないという
私にとってはかなり厳しい内容。

1匹のために、どこまでするのか。

どんなにきれいごとを言ったって
1匹のために滅びるわけにはいかない。
うちで保護している全員に、責任がある。

限られた活動費を
なーやのお試し投与に使うという選択はできないし
もし効果があったとして
継続にかかる費用を活動費から使えば
全員分は足りなくなるだろう。

自分のお金はもっと限られていて
継続するにはかなり厳しいものがある。
でも諦めたら後悔するなぁきっと。
力がないならば、後悔を背負うしかないのかなぁ。
20200127223617feb.jpeg

悩みに悩んだ結果、
まず20日分を自分で購入して
効果があったら、自分でなんとかするしかない。
と思いました。

この決断を、正しいとは思いません。

保護活動をしてきた中で
自分で決めていたことがいくつかあって
そのひとつに
「誰かにできて、誰かにできないことはやらない」
というのがあります。

例えばもし、次に保護する子やうちの子達にFIPを発症する子が出たら
間違いなく薬を買うお金はない。

誰かにできて
誰かにできないこと。

まさにこれがそう。

私は保護活動を始めてから
森を見て木を見ずという人を見る機会があった。

森を見て木を見ず。
木を見て森を見ず
多分バランスが取れていないといけないのだけど
その人は前者で
私は紛れもなく後者。

前者の目の前で動物は苦しみ
後者の陰でこぼれる命が多くある。

私にとって、目の前の子が苦しむことが一番つらかった。
目の前の子を救えずに
背後にいる多くを救えるとは思えなかった。

目の前にいる子を守れなくなるから
出来ないことには手を出さない。
そう決めて自分の活動を始めた。

多頭飼育崩壊
一般の方からの犬猫を拾ったから保護していう相談
野良猫の積極的な保護。

どんなに気になっても
やらない。
自分には出来ないことだと判断している。

特に多頭飼育崩壊は
1匹1匹にきちんとした対応をという自分の考え方でやっては
何年かかっても解決しないと思っている。

だけど、そんな自分だからこそ
ラッキースターはいつだって
目の前の子に全力で尽くしてきた。

それをできずに、やらずに、命を諦めることができない。
多分、ただそれだけなのだ。
この考え方がゆえに、救えない命も多いことを自覚している。

もしなーやが薬で回復したら
この選択が美談になってしまうかもしれないから
もう一度言う。

決して正しくはないと思う。

FIPを発症している子を前に
この薬を買う選択ができない人がいても
それはもう致し方のないことで

この薬を買うためにクラウドファンディングをする人がいても
それはもう救うために必要な手段で
それぞれの選択だと思う。

私の今回の選択は、なーやが生きられる方に自分の生活も懸けてみることだった。
これができるのも、活動費があるお陰にすぎない。

今朝からなーやは弱り始めて
薬が届くまで、生きていられるかわからないし
届いても効かないかもしれない。
これだけ弱っても、発熱もないし神経症状もない。
胸水も腹水もない。
違うのかもしれない。

だけどひとつだけはっきりしているのは
何もしなければ、間もなく死んでしまうだろうということ。

薬が届くまで、うちで出来ることは限られている
隔離生活を切り上げて
目の届く場所に酸素室を設置して
今はそこにいる。

20200128000750f06.jpeg
頑張ってほしい。
生きてほしい。

なーや、まだ出会ったばかりじゃないか。



人気ブログランキング


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

今日、いつもご支援いただいている方から
「なーやの飼い主になったつもりで協力する」とご連絡をいただきました。
本当にありがとうございます。

どうか薬がくるまで生きて
どうか薬が効きますように。
スポンサーサイト



プロフィール

お姉ちゃん改めおばちゃんなお年頃

Author:お姉ちゃん改めおばちゃんなお年頃
犬を飼い始めたのが20代前半だったので、犬に自分のことを「お姉ちゃん」と言い聞かせてきたのですが、気づけば お姉ちゃんと言うのが心苦しい年に。。。
LuckyStarとして6年半、個人で出来る範囲の活動を行ってきましたが、もっとできることがあるのではと思い、一般社団法人を設立しました。
犬猫と暮らす楽しさ、最期まで一緒にいることの大切さ、伝えたいことを思うままにブログに書いています。
どうぞよろしくお願いいたします。

ネットショップLuckySmile
スーとマイルが担当するチャリティショップです。
売上は活動費とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします!
Twitter
最新記事
終生預かりさん宅の仲間たち
障がいや病気で里親さんが見つかりにくい子達は終生預かりボランティアさんのお宅で家族の一員として、愛されて暮らしています。

タケル 推定3歳
エイズと白血病のダブルキャリア

カレンダー
01 | 2020/02 | 03
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
カテゴリ
月別アーカイブ
ホームページはこちら
バナーをクリックしてください。
里親さん募集予定
さや
譲渡条件
里親様にお願いしている条件
LuckyStarの仲間達
お嬢ちゃん 
2005年10月、友人宅で生まれました
我が家の番長(13歳)。
賢すぎるほど(ズル)賢い。
特技:略奪。




チロル
2015年9月日高振興局より引き取り
2014年12月生まれらしい
ミニチュアボーダーコリーじゃないかしら
特技:おしゃべり


スー&マイル
苫小牧保健所より引き取り
2才くらい
天使ですね確実に
特技:にょらること


つるん太
多頭崩壊より引き取り
8才
セラピー部長
特技:飛びつき


イチゴ
岩見沢保健所より引き取り
推定5歳
ちびっこヤンキー
特技:特技っていうかケンカ上等。


トウジ
札幌管理センターより引き取り
推定15歳
さすがの貫禄
特技:眼光で訴える。


せぼ
札幌管理センターより引き取り
推定13歳
サイボーグ
特技:柔軟体操


ポッカ
倶知安保健所より引き取り
推定1歳半
すんげーKY
特技:起立。


朔太郎
江別保健所より引き取り
推定12歳
不思議ちゃん
特技:熟女のハートをつかむこと


トメ
札幌管理センターより引き取り
推定14歳
デリケートばぁちゃん
特技:うまうま発見


このみ
千歳保健所より引き取り
推定20歳
妖精
特技:宇宙空間かもし出す


よる
名寄保健所より引き取り
推定16歳
寝室の妖精
特技:雄叫び


小次郎
札幌管理センターより引き取り
13歳
頑固じじぃ
特技:スキップ..いや小躍り
心の住人
元祖ばぁば 2010年8月10日
老犬の魅力を存分に振りまいて11ヵ月で虹の橋へ


元祖じぃじ 2011年9月9日
ひたすらお姉ちゃんのストーカーをして11ヵ月で虹の橋へ


おじさん 2012年12月5日
  11年間、お姉ちゃんの息子というお役目を終えて虹の橋へ


ひー様 2013年5月7日
  強さと健気さでたくさんの事を教え、7ヵ月で虹の橋へ


ゴルビン 2013年9月8日
お姉ちゃんの夢を叶えるとともに愛くるしさで心を鷲掴みにして、たった3ヵ月で虹の橋へ



ばぁば 2014年3月30日
我が家に来てから2年2ヵ月、何度も危機を乗り越えて大往生。クルクル回りながら妖精の国へ。


もっぺ 2014年4月6日
言葉にできないほど悔しくて悲しいお別れ。たった5日で虹の橋へ。


ハナコ 2015年2月26日
10ヵ月半の間、アホアホパワーでたくさんの人を笑顔にし
虹の橋へ。

おみそ 2015年3月13日
終生預かりさんのお宅で1年2ヵ月、家族として愛され虹の橋へ。

田吾作 2015年5月13日
2年3カ月、いつも笑顔を絶やさず皆のアイドルとして虹の橋へ。


ブンブン 2016年5月11日
2年4カ月、人々を爆笑させて虹の橋へ。


ぴこたん 2016年5月28日
7年半、鏡を見ながら自画自賛して虹の橋へ。


ジル 2016年7月6日
3カ月半、天使のお仕事をして虹の橋へ。


ムーミン 2017年2月15日
7ヶ月間、ほんわかした日々をくれて虹の橋へ。


薫子 2017年5月2日
2年10ヶ月、努力する姿で多くの人の心に残る、してやったりな犬生。


くるりん 2017年5月27日
2週間、小さな体で一生懸命病気と闘った。救えなかった命。


じぃじ 2017年9月18日
5年3ヵ月、見違えるほどの変貌を遂げ、頑固じじぃを貫き虹の橋へ。


ジュリ 2017年10月15日
2ヶ月間、ジュリらしく癌と闘い、強く美しく虹の橋へ。

ミケ子ばぁちゃん 2018年5月11日
たった17日間、小さな体で可愛らしさだけを振りまいて虹の橋へ。


たろう 2018年6月27日
2年半、最期まで大切な人を守り、かっこよく虹の橋へ。

ユキ 2018年7月14日
18日間、皮膚型リンパ腫と闘って虹の橋へ。福の神様。

夕姫 2018年8月27日
8ヶ月半、エイズ症状を抱えながらも凛として強く、お姉ちゃんの憧れ。
クロ美 2019年11月3日
3年10ヶ月、1年の寝たきり生活を笑ったり文句言ったりしながら一緒に乗り越え、虹の橋へ。