朔太郎の眼球摘出手術。
昨日、朔太郎の眼球摘出手術をしてもらいました。

保護当時から緑内障で失明していた朔。

点眼薬で治療を続け
そのうち目の機能が完全に死んで、萎縮していきました。
順調に萎縮していけばよかったのですが
萎縮していく過程で、水晶体がぶつかったり挟まったりして炎症を繰り返していました。
痛かったり痒かったり。
そのたびに病院へ行って、痛い目の診察を受けて。
もちろんすごく嫌がります。

朔ちゃん実はとってもデリケートで痛みや不快、不安にすこぶる弱い。
環境の変化にも。
お腹が痛いと何時間でもグルグル回ってしまいます。
預かりさん宅から戻ってきた頃も、ずいぶん回っていました。
それは多分、目が痛かったからです。
不安な時もグルグルグルグル。
譲渡会に出た時はものすごく回っていました。
その1週間後には網膜剥離を起こしてしまいました。
グルグルが常同行動であることを、最近きっくんのお店のトリマーちゃんが教えてくれました。
考えてみたらそうなんだ。
なんでそこに結びつかなかったのか、お姉ちゃんは本当にバカだなぁ。

そんな朔だから、手術はすごく心配だった。
心臓が悪いことよりも、実は預けることの方が心配だった。
だけどずっとこの目と付き合っていくのは、酷だと思いました。
見えているなら温存するけど
見えてもいないのに、不快。
それならやっぱり、無い方がいい。

14時から始まった手術が終わったと連絡があったのは19時でした。
右目の出血が止まらず、一度閉じたところを再び開いて止血したりして、とても時間がかかったそうです。
麻酔の醒めも悪かったと聞きました。
日帰りの予定は1泊の入院になり、
今日の朝一番にお迎えに行きました。
ちょっと痛々しいお顔ですが、このブログにはどんな写真も載せると決めているので、載せます。
苦手な方は見ないでくださいね。
一晩のお泊りを頑張った朔ちゃん。

昨日11時半にオシッコしてから預けて
今朝9時までオシッコ我慢してました。
本当に緊張していたんだと思います。
本当は耐性菌問題で、抜糸まで入院管理って言われていたんです。
朔には無理だって言いました。
ストレスでおかしくなる。
ポタポタ出てくる血の色した漿液を拭きながら帰り
すぐに仕事だったので、心配で仕事場にいてもらったんだけど
それはそれでいつもと違うってグルグル回るので
お昼にはいつもの場所に。
一瞬で寝ました。

改めて、朔にとって環境が変わるということがどれほどのことか、痛感しました。
ゴハンを完食してくれて、心底ホッとした。
あとはこの傷口が化膿したりせず、順調にふさがることを祈るばかりです。
経過はまたご報告させていただきます。

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朔の写真を載せるのは
ご報告のためだけじゃありません。
緑内障は珍しい病気ではないし
眼球摘出する子も少なくはない。
両目を摘出すれば、これだけ見た目の変わる手術です。
飼い主の精神面を考慮して義眼という選択肢もあります。
それは飼い主が自分のことだけを考えてするものではなくて
今までと同じく、出会う人に「かわいい」って言ってほしい
今までと同じく、撫でてもらいたい。
など色んな思いがあるはずです。
今回、お姉ちゃんは義眼を選択しませんでした。
一度に両目なので、つらいのではと先生が説明しようとしてくれたんだけど
痛いものや痒いものが無くなればそれでいいって言いました。
目が無くなっても、飼い主にとって
可愛さは1ミリも変わりません。
お散歩中や病院で、出会うかもしれない眼球摘出したばかりの子を
「うわぁ可哀想」とか「いやぁ・・」っていう引いた目で見てほしくないなって思います。
以前、白内障になってきた目の相談を受けた時、
「うちの子、朔ちゃんみたいな目になっちゃうの?」って言われたことがあります。
白内障だからならないんだけど
え???って思った。
こんな可愛いお目目のどこが嫌なの??って思うくらいにはお姉ちゃんも盲目ですが(笑)
こういう見方をしてる方もいらっしゃるんだなぁって思った。
いいですか。
朔のことを
朔と同じ状況の子を
ヒソヒソしたり悲惨な顔して見てる人がいたら
お姉ちゃんが飛んで行って滅びの呪文唱えるから注意して。

保護当時から緑内障で失明していた朔。

点眼薬で治療を続け
そのうち目の機能が完全に死んで、萎縮していきました。
順調に萎縮していけばよかったのですが
萎縮していく過程で、水晶体がぶつかったり挟まったりして炎症を繰り返していました。
痛かったり痒かったり。
そのたびに病院へ行って、痛い目の診察を受けて。
もちろんすごく嫌がります。

朔ちゃん実はとってもデリケートで痛みや不快、不安にすこぶる弱い。
環境の変化にも。
お腹が痛いと何時間でもグルグル回ってしまいます。
預かりさん宅から戻ってきた頃も、ずいぶん回っていました。
それは多分、目が痛かったからです。
不安な時もグルグルグルグル。
譲渡会に出た時はものすごく回っていました。
その1週間後には網膜剥離を起こしてしまいました。
グルグルが常同行動であることを、最近きっくんのお店のトリマーちゃんが教えてくれました。
考えてみたらそうなんだ。
なんでそこに結びつかなかったのか、お姉ちゃんは本当にバカだなぁ。

そんな朔だから、手術はすごく心配だった。
心臓が悪いことよりも、実は預けることの方が心配だった。
だけどずっとこの目と付き合っていくのは、酷だと思いました。
見えているなら温存するけど
見えてもいないのに、不快。
それならやっぱり、無い方がいい。

14時から始まった手術が終わったと連絡があったのは19時でした。
右目の出血が止まらず、一度閉じたところを再び開いて止血したりして、とても時間がかかったそうです。
麻酔の醒めも悪かったと聞きました。
日帰りの予定は1泊の入院になり、
今日の朝一番にお迎えに行きました。
ちょっと痛々しいお顔ですが、このブログにはどんな写真も載せると決めているので、載せます。
苦手な方は見ないでくださいね。
一晩のお泊りを頑張った朔ちゃん。

昨日11時半にオシッコしてから預けて
今朝9時までオシッコ我慢してました。
本当に緊張していたんだと思います。
本当は耐性菌問題で、抜糸まで入院管理って言われていたんです。
朔には無理だって言いました。
ストレスでおかしくなる。
ポタポタ出てくる血の色した漿液を拭きながら帰り
すぐに仕事だったので、心配で仕事場にいてもらったんだけど
それはそれでいつもと違うってグルグル回るので
お昼にはいつもの場所に。
一瞬で寝ました。

改めて、朔にとって環境が変わるということがどれほどのことか、痛感しました。
ゴハンを完食してくれて、心底ホッとした。
あとはこの傷口が化膿したりせず、順調にふさがることを祈るばかりです。
経過はまたご報告させていただきます。
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朔の写真を載せるのは
ご報告のためだけじゃありません。
緑内障は珍しい病気ではないし
眼球摘出する子も少なくはない。
両目を摘出すれば、これだけ見た目の変わる手術です。
飼い主の精神面を考慮して義眼という選択肢もあります。
それは飼い主が自分のことだけを考えてするものではなくて
今までと同じく、出会う人に「かわいい」って言ってほしい
今までと同じく、撫でてもらいたい。
など色んな思いがあるはずです。
今回、お姉ちゃんは義眼を選択しませんでした。
一度に両目なので、つらいのではと先生が説明しようとしてくれたんだけど
痛いものや痒いものが無くなればそれでいいって言いました。
目が無くなっても、飼い主にとって
可愛さは1ミリも変わりません。
お散歩中や病院で、出会うかもしれない眼球摘出したばかりの子を
「うわぁ可哀想」とか「いやぁ・・」っていう引いた目で見てほしくないなって思います。
以前、白内障になってきた目の相談を受けた時、
「うちの子、朔ちゃんみたいな目になっちゃうの?」って言われたことがあります。
白内障だからならないんだけど
え???って思った。
こんな可愛いお目目のどこが嫌なの??って思うくらいにはお姉ちゃんも盲目ですが(笑)
こういう見方をしてる方もいらっしゃるんだなぁって思った。
いいですか。
朔のことを
朔と同じ状況の子を
ヒソヒソしたり悲惨な顔して見てる人がいたら
お姉ちゃんが飛んで行って滅びの呪文唱えるから注意して。
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