お知らせ。
いつもご支援いただいている皆様へ。
LuckyStarでは今後最低半年間は新しい子の受け入れをしないことになりました。
理由はふたつ。いやみっつ。
ひとつは活動費の問題。
このペースでは全く足りない。
そして自分自身の疲労。
もうひとつは、抗生剤の耐性菌です。
今、我が家では耐性菌が出ていて、
弱っている子との接触はできれば避けたい。
慢性膀胱炎の子に繰り返し抗生剤を使用していたことが原因だと思われます。
まず抗生剤を飲んで、効きが悪い→培養検査。
検査結果が出るまで、別な抗生剤を処方されて飲んでいましたが・・・
繰り返しの膀胱炎に抗生剤を使うと、かなりの高確率で耐性菌ができること、
脊髄損傷して膀胱の収縮が出来なくなった子にはMRSAが出てしまうこと、
今更ですが、色々学びました。
菌はどんどん死んで入れ替わっていくので
しばらくは抗生剤を使わず、他の常在菌が増えるのを待ちます。
耐性菌って普段は弱いヤツで、
大人しくしているのですが
抗生剤を使うことで他の常在菌を殺してしまうことで
耐性菌だけが「よっしゃー!」ってなるんです。
詳しい先生や人間の看護師さんに
どういう認識でいたらいいのか
どう対応したらいいのか、
色々教えていただきました。
トリミングサロンのことがあるので、心配なことを何人もの方に聞きました。
「そんなこと言ったら動物病院どうすんのさ!この世は耐性菌だらけなんだぞ!」
誰に聞いても、健康な子が菌の影響を受けることはまずないとのお答えでした。
特に大学病院は耐性菌が多いのだということ、人間の病院ではMRSAが珍しくもなんともないことも教えてもらいました。
感染経路など、断定のしようもない。
だれが保菌しているかなんて知りようもない。
一時的に保菌していたとしても、気づかずに排泄されているパターンも多い。
よほど体の弱った子でない限り、問題ないと認識していますが
トリミングサロンのお客様のことを思うと
問題ないかどうかを判断するのは私ではないと思い、
3月中旬までにご予約いただいているお客様にはご説明済みです。
ご不快、ご不安に思われる場合はキャンセルも遠慮なくしてくださいと。
よくわからない場合、治療中の子は主治医の先生に確認をとっていただいてます。
うちの子達が病院に行っても待合室で普通に待ってていいと言われるし、スタッフさんも手袋履くわけじゃないし、そんなに神経質に怖がる必要がないことはわかっているのですが、こういう時は一番悪いことを予想して対策することにしています。
相談させてもらった先生がMRSA感染対策マニュアルを教えてくださって
それを参考にしながら消毒を強化しています。
※うちで出ている菌がMRSAと断定されたわけではありません。
元々、サロンも自宅も、消毒は結構きちんとやっているのです。
オスバン、次亜塩素、オゾン水などを使い分けして
泡立てネットは1匹1匹使い分け、1日の終わりにオゾン水で除菌してその後良く乾かすとか。
変えたのは
トリミングサロンに使うタオルは、1時間オスバンに漬けてから洗濯することにしたこと、
お客様のワンちゃんに触れる前は手を洗った後、アルコール消毒をすること。
(オゾン水の生成器は以前譲渡会に参加した際に
「うちの子に使わなくなったから役立てて」といただいたものです。
まだブログを見て下さっていると信じて・・・
改めて、ありがとうございます!)
ペットホテルはご希望があれば、当面の間お店でのお預かりとさせていただきます。
ご不明な点がございましたら、直接ご連絡くださいませ。m(__)m
朔太郎の眼球摘出手術は延期することにしました。
今現在、痛みがあるわけではなく、緊急性がないから念のため。
訪問セラピーも、しばらくお休みします。
じいちゃんばぁちゃん、めっちゃ元気だし、手洗い徹底してるから大丈夫だよって言ってくれたんですけど、万が一のことがあったら施設側に多大なご迷惑をおかけするので。。。
イチゴとトメちゃんの膀胱炎は1日3回の膣洗浄で
出来るだけ菌が膀胱に入らないようにしながら
長期で様子見ていきます。
効く抗生剤が無いと検査結果が出ているけれど
それは体の外でした検査であって
いざとなったら何かしら効くことが多いから
万が一命に関わるような事態になったら治療しましょうと教えてもらいました。
実はまだ菌の特定はしていません。
今結果まち。
ここまでする必要はきっと普通なら無いんですけど
うちの場合、他の子の出入りがあるのと、治療が必要な子が度々でるので
きちんと把握しておこうと思いました。
新しい子を保護しないと決めたのは
うちに来てマイナス要素があるなら意味がないからです。
ただでさえ、健康な子を引き取ることがないLuckyStar。
万が一、その子が健康を取り戻す足を引っ張るようなことがあっては
「保護」とはいいません。
今いる子達のお世話、ケアだけでもなかなかの生活をしているので、
正直、ホッとしてもいます。
そのくらい疲れてる。
最近は物事を組み立てて考えられないとか
人が説明していることを理解できないことがあります。
文章でも。
保護活動を始めたとき
「楽しめなくなったらやめる」って決めています。
文句しか言わなくなったり、人を妬んでばかりになったり
ご支援の有難みもわからなくなったら
即やめる。
これが自分の鉄則。
今まで暴走してたけど、全く考えていなかったわけじゃないんですよ。笑
大変は大変だけど、きちんと楽しんでいたし、どこかで「いざとなったらやめれるな」っていう自覚がありました。
周りにはそう見えなかったかもしれないけど。笑
常々自問自答してた。
でもここ数か月は、疲れすぎてちょっと楽しめなくなっていました。
愚痴が先にでる。
ストップしないとなぁと思っていた時に
今回、耐性菌のことがわかって
理事のKaoriさんに「半年は新しい子の引き取りをストップしようと思う」って話したとき、すぐに賛成してくれました。
半年なんてあっという間。
今いる子達のケアをしっかりしながら、団体としてやりたいことの準備を進めていけばいいって。
半年で区切るかどうかは、半年後の培養検査を見て先生と相談して考えます。
今抱えている子達の医療費や食費など必要なので、大変申し訳ないのですが引き続きご支援を受け取らせていただきます。
来月には久しぶりにショッピングカートをオープンします。
不快な思いをされる方もいらっしゃるかと思うので、
我が家からの発送ではなく、事務さん宅で梱包発送してもらいます。
引き続き、LuckyStarを応援していただけるとほんっとに嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
いつもご支援、応援、本当にありがとうございます。
一般社団法人ラッキースター 鹿内 千夏子

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耐性菌については、人によって認識が違うこともあって、
無駄に怖がらせるだけなのでは
不安を煽るだけなのではと
これを書く必要があるかどうかについて
賛否両論でした。
でも、今まで何でも書いてきたから(笑)
現状、こうなっていますというご報告をさせていただきました。
何よりも、トリミングサロンのお客様へは、きちんとお伝えしなければなりません。
菌の特定もまだできていませんが、
わからないうちは、最大限の対策をします。
これは今回のことに限ったことではありません。
保健所から迎える子達に対して、ずっとしてきたことでもあります。
引き取ってすぐトリミング室を使った後の消毒は、かなり徹底しています。
なぜなら、お客様を守らなければならないからです。
保護活動しているけれど、実は保健所から直接の子のトリミングはお断りしているんです。
必ず病院へ行って、健康診断を受けてもらっています。
いやはや、40歳の誕生日にこんな苦しいご報告をすることになるとは。笑
LuckyStarでは今後最低半年間は新しい子の受け入れをしないことになりました。
理由はふたつ。いやみっつ。
ひとつは活動費の問題。
このペースでは全く足りない。
そして自分自身の疲労。
もうひとつは、抗生剤の耐性菌です。
今、我が家では耐性菌が出ていて、
弱っている子との接触はできれば避けたい。
慢性膀胱炎の子に繰り返し抗生剤を使用していたことが原因だと思われます。
まず抗生剤を飲んで、効きが悪い→培養検査。
検査結果が出るまで、別な抗生剤を処方されて飲んでいましたが・・・
繰り返しの膀胱炎に抗生剤を使うと、かなりの高確率で耐性菌ができること、
脊髄損傷して膀胱の収縮が出来なくなった子にはMRSAが出てしまうこと、
今更ですが、色々学びました。
菌はどんどん死んで入れ替わっていくので
しばらくは抗生剤を使わず、他の常在菌が増えるのを待ちます。
耐性菌って普段は弱いヤツで、
大人しくしているのですが
抗生剤を使うことで他の常在菌を殺してしまうことで
耐性菌だけが「よっしゃー!」ってなるんです。
詳しい先生や人間の看護師さんに
どういう認識でいたらいいのか
どう対応したらいいのか、
色々教えていただきました。
トリミングサロンのことがあるので、心配なことを何人もの方に聞きました。
「そんなこと言ったら動物病院どうすんのさ!この世は耐性菌だらけなんだぞ!」
誰に聞いても、健康な子が菌の影響を受けることはまずないとのお答えでした。
特に大学病院は耐性菌が多いのだということ、人間の病院ではMRSAが珍しくもなんともないことも教えてもらいました。
感染経路など、断定のしようもない。
だれが保菌しているかなんて知りようもない。
一時的に保菌していたとしても、気づかずに排泄されているパターンも多い。
よほど体の弱った子でない限り、問題ないと認識していますが
トリミングサロンのお客様のことを思うと
問題ないかどうかを判断するのは私ではないと思い、
3月中旬までにご予約いただいているお客様にはご説明済みです。
ご不快、ご不安に思われる場合はキャンセルも遠慮なくしてくださいと。
よくわからない場合、治療中の子は主治医の先生に確認をとっていただいてます。
うちの子達が病院に行っても待合室で普通に待ってていいと言われるし、スタッフさんも手袋履くわけじゃないし、そんなに神経質に怖がる必要がないことはわかっているのですが、こういう時は一番悪いことを予想して対策することにしています。
相談させてもらった先生がMRSA感染対策マニュアルを教えてくださって
それを参考にしながら消毒を強化しています。
※うちで出ている菌がMRSAと断定されたわけではありません。
元々、サロンも自宅も、消毒は結構きちんとやっているのです。
オスバン、次亜塩素、オゾン水などを使い分けして
泡立てネットは1匹1匹使い分け、1日の終わりにオゾン水で除菌してその後良く乾かすとか。
変えたのは
トリミングサロンに使うタオルは、1時間オスバンに漬けてから洗濯することにしたこと、
お客様のワンちゃんに触れる前は手を洗った後、アルコール消毒をすること。
(オゾン水の生成器は以前譲渡会に参加した際に
「うちの子に使わなくなったから役立てて」といただいたものです。
まだブログを見て下さっていると信じて・・・
改めて、ありがとうございます!)
ペットホテルはご希望があれば、当面の間お店でのお預かりとさせていただきます。
ご不明な点がございましたら、直接ご連絡くださいませ。m(__)m
朔太郎の眼球摘出手術は延期することにしました。
今現在、痛みがあるわけではなく、緊急性がないから念のため。
訪問セラピーも、しばらくお休みします。
じいちゃんばぁちゃん、めっちゃ元気だし、手洗い徹底してるから大丈夫だよって言ってくれたんですけど、万が一のことがあったら施設側に多大なご迷惑をおかけするので。。。
イチゴとトメちゃんの膀胱炎は1日3回の膣洗浄で
出来るだけ菌が膀胱に入らないようにしながら
長期で様子見ていきます。
効く抗生剤が無いと検査結果が出ているけれど
それは体の外でした検査であって
いざとなったら何かしら効くことが多いから
万が一命に関わるような事態になったら治療しましょうと教えてもらいました。
実はまだ菌の特定はしていません。
今結果まち。
ここまでする必要はきっと普通なら無いんですけど
うちの場合、他の子の出入りがあるのと、治療が必要な子が度々でるので
きちんと把握しておこうと思いました。
新しい子を保護しないと決めたのは
うちに来てマイナス要素があるなら意味がないからです。
ただでさえ、健康な子を引き取ることがないLuckyStar。
万が一、その子が健康を取り戻す足を引っ張るようなことがあっては
「保護」とはいいません。
今いる子達のお世話、ケアだけでもなかなかの生活をしているので、
正直、ホッとしてもいます。
そのくらい疲れてる。
最近は物事を組み立てて考えられないとか
人が説明していることを理解できないことがあります。
文章でも。
保護活動を始めたとき
「楽しめなくなったらやめる」って決めています。
文句しか言わなくなったり、人を妬んでばかりになったり
ご支援の有難みもわからなくなったら
即やめる。
これが自分の鉄則。
今まで暴走してたけど、全く考えていなかったわけじゃないんですよ。笑
大変は大変だけど、きちんと楽しんでいたし、どこかで「いざとなったらやめれるな」っていう自覚がありました。
周りにはそう見えなかったかもしれないけど。笑
常々自問自答してた。
でもここ数か月は、疲れすぎてちょっと楽しめなくなっていました。
愚痴が先にでる。
ストップしないとなぁと思っていた時に
今回、耐性菌のことがわかって
理事のKaoriさんに「半年は新しい子の引き取りをストップしようと思う」って話したとき、すぐに賛成してくれました。
半年なんてあっという間。
今いる子達のケアをしっかりしながら、団体としてやりたいことの準備を進めていけばいいって。
半年で区切るかどうかは、半年後の培養検査を見て先生と相談して考えます。
今抱えている子達の医療費や食費など必要なので、大変申し訳ないのですが引き続きご支援を受け取らせていただきます。
来月には久しぶりにショッピングカートをオープンします。
不快な思いをされる方もいらっしゃるかと思うので、
我が家からの発送ではなく、事務さん宅で梱包発送してもらいます。
引き続き、LuckyStarを応援していただけるとほんっとに嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
いつもご支援、応援、本当にありがとうございます。
一般社団法人ラッキースター 鹿内 千夏子
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無駄に怖がらせるだけなのでは
不安を煽るだけなのではと
これを書く必要があるかどうかについて
賛否両論でした。
でも、今まで何でも書いてきたから(笑)
現状、こうなっていますというご報告をさせていただきました。
何よりも、トリミングサロンのお客様へは、きちんとお伝えしなければなりません。
菌の特定もまだできていませんが、
わからないうちは、最大限の対策をします。
これは今回のことに限ったことではありません。
保健所から迎える子達に対して、ずっとしてきたことでもあります。
引き取ってすぐトリミング室を使った後の消毒は、かなり徹底しています。
なぜなら、お客様を守らなければならないからです。
保護活動しているけれど、実は保健所から直接の子のトリミングはお断りしているんです。
必ず病院へ行って、健康診断を受けてもらっています。
いやはや、40歳の誕生日にこんな苦しいご報告をすることになるとは。笑
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